【大規模修繕】ガーデン氷川台ハイム 現場レポ③✨
こんにちは😄
ガーデン氷川台ハイム 大規模修繕工事の現場レポート第3弾をお届けしたいと思います📸
大規模修繕工事31日目
先日レポートした足場の工事が進み、建物全体に足場が組み上がりました🏙
今回は「躯体補修工事」や「シーリング工事」の様子をお伝えします👩
躯体補修工事
躯体補修工事とは主に建物の外壁補修のこと。
ガーデン氷川台ハイムの大規模修繕工事ではタイル面・吹付タイル面の補修を行っています。
調査・マーキング
躯体(タイル)のどこに問題があるのかを調査し、以下マーキング表のルールに従いマークを付けていきます。
作業員がマークを見て、一目でどのような補修が必要なのかが判断できるようになっています。
青テープ:タイル浮き補修
赤テープ:タイル浮き貼替
緑テープ:割れ、欠陥、クラック補修
タイル浮きとは
貼りつけた下地からタイルが浮いてしまっている状態のこと。
打診棒と呼ばれる検査用の棒でタイルを叩き、その際に発生する音の高低によってタイルが下地から剥離しているかを判断します(打診検査)。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
このように建物全体の調査・マーキングをしたら、補修箇所を図面に落としていきます。
補修箇所が記載された図面は総合図やプロット図とも呼ばれ、各業者が補修作業の内容を確認したり調整をするのに利用されます。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
タイル斫り(はつり)作業
コンクリートを削ったり、切ったりする作業を斫り(はつり)と言います。
ここではタイル目地に切り込みを入れたり、タイルを剥がしたりする作業を指します。
サンダー(電動工具)やドリルを使用するため、大規模修繕工事の中でも音の出る作業となります。
一人がドリルでタイルを斫り、もう一人が剝がれたタイルを受けながら作業を進めます。
マーキング箇所のタイルが剥がされた状態。
タイル撤去が完了し、下地の状態を確認したら、次はタイルの貼り戻し作業へ進みます。
シーリング工事
外壁材や窓やサッシ周りなど動きの多い目地または隙間などにシーリング材を流し込み、高い防水性を確保することを目的とした工事のことです。
長い間、紫外線や雨風にさらされると、徐々にシーリングが硬化しひび割れを起こしたり、外壁材との間に隙間ができて水が浸入する原因になります。
こちらの箇所ではシーリングが垂れてしまっています。
垂れる原因は、施工時に液材の攪拌不足が原因で硬化不良が起きてしまったからと推測されます。
これらの古くなったシーリングを撤去し、新しくしていきます。
こちらはシーリングが撤去された箇所。
撤去した後に、新たにシーリング材を充填するための養生テープが貼られていきます。
シーリング材が充填された様子。
硬化した後に養生テープを剥がします。
こうしたシーリング材の更新によって、雨水などの侵入から建物を守ることが出来ます👏
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
今回は躯体補修工事やシーリング工事の様子をお届けしました✍
次回レポートではタイル補修工事の続きをお届けしたいと思います!お楽しみに!😺✨