株式会社第一リフォーム

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大規模修繕コラム
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マンション大規模修繕の費用と工事内容💡

大規模修繕工事



『マンションの大規模修繕が控えているけど、どのくらいの費用がかかるのだろう🤨?』


『大規模修繕っていったいどんな工事をするの?😕』


『大規模修繕という言葉は聞いたことあるけれど、実際詳しいことはよく分からない😟』


そんな疑問や悩みを感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、マンション大規模修繕について『費用』や『工事』といった内容を中心にご紹介をしていきたいと思います。

少しでも情報がお役に立てれば幸いです🙇‍♀️


マンション大規模修繕の費用と工事内容💡

マンション大規模修繕とは?

マンション大規模修繕

マンション大規模修繕とは、建物や設備等の経年劣化や老朽化に合わせて10~15年を目安に実施する、共用部を回復させるための大きくまとまった工事のこと。

経年劣化によって不具合が発生してしまった箇所を修繕したり、古くなった設備を新しくする改修工事が含まれます。

今後何十年にも渡って建物を安全で快適に維持管理していくためにも大規模修繕は欠かせません。


大規模修繕はどのぐらいの費用がかかるの?

一般的には1戸あたり100万円が相場と言われています。

国土交通省が発表している「令和3年度マンション大規模修繕工事に関する実態調査」の一部を下の図にまとめてみました。



※国土交通省の調査データは工事金額に共通仮設費が含まれていません。
出典:国土交通省「令和3年度マンション大規模修繕工事に関する実態調査」

戸あたり工事金額の中央値を見てみると、1回目で110.2万円、2回目で106.1万円、3回目で97.0万円となっていますが、全体で見ると100~125万/戸の割合が最も多くなっているそうです。

本来、回数を重ねる方が設備の交換などの費用が掛かるのですが、調査結果では1回目よりも回数を重ねた3回目の方が、工事金額が少なくなっています。

また、床面積(㎡)あたりで見ると工事金額は1.0~1.5万円/㎡の割合が最も高くなっているそうです。

ただし、あくまでも相場は相場、マンション規模や経年数、劣化状況によって大規模修繕工事の金額は大きく変わってきます。

詳細を知りたい場合はご自身のマンションの劣化状況を診断してもらってしっかりと見積をとってもらうことが大切です。


マンション大規模修繕はどんな工事をするの?

では、マンション大規模修繕では一体どのような工事が行われるのでしょうか。

工事の種類とその内容についておおまかに紹介していきたいと思います。

工事の種類と流れ

マンション大規模修繕で行われる工事の種類は大きく以下のように分けることができます。


工事がスタート(着工)すると、基本的に上の図のように工事が進んでいきます。
(実際には、建築その他工事が終わったら、足場解体・撤去のために足場(直接)工事、仮設解体・撤去のために共通仮設工事が行われます。)

「『仮設』、『下地』、『シーリング』など普段あまり聞きなれない言葉が多くて、結局よくわからない」
そんな方もいるかと思いますので、次は各工事でどんな内容が行われるのかを見ていきましょう👀💡



1. 共通仮設工事

現場監督や工事作業員の事務所や仮設トイレ、手洗い場、資材置き場など足場を除く仮設物の設置・解体工事のことです。

仮設事務所という現場監督が作業をしたり業者と打ち合わせするための事務所や、足場資材や工事資材を置く資材置き場、仮設用水と呼ばれる臨時の手洗い設備、居住者の方や近隣の方を安全に誘導するための安全設備、ガードマン、アスベスト調査費などがあります。



2. 足場(直接)仮設工事

工事に直接関わる足場の設置・解体工事です。
マンション大規模修繕工事費用の中でも約20%を占めるとされる割合が大きい部分です。

トラックなどで足場資材を資材倉庫から現場までの搬入、足場の組み立て作業、メッシュシートや飛来・落下物防止器具の設置、侵入者を防止するための養生などがあります。


3.下地(躯体)補修工事

主に外壁タイルの浮きや剥離、塗装部分のひび割れ欠損等の補修をする工事です。

他にも、コンクリート欠損部分の補修、タイル調査費、張り替え用のタイルの作成費といったものがあります。



4. シーリング工事

主にサッシや玄関扉、金物廻り等の劣化したシーリング材(ゴムパッキン状の止水材)を交換する工事です。


シーリングは外壁目地、避難ハッチの廻り、配管と壁の貫通部分など、建物の継ぎ目や隙間などに防水性・気密性を高めることを目的に充填されるもので様々な箇所に使用されています。



5. 塗装工事

ベランダ、廊下、階段、エントランス等の外壁や、内壁、天井の塗装塗り替え工事です。


他にも、バルコニー内壁、庇など様々な箇所があります。



6. 鉄部塗装工事

ベランダ、廊下、階段、エントランス等の鉄部の扉や配管等の塗装塗り替え工事です。


他にも、屋上の避雷針、臭気筒、雨樋、駐車場ラックなど様々な箇所があります。



7. 防水工事

屋上、屋根、ベランダ、廊下、階段等の床の塗り替え、またはシートの貼り替え工事です。


既存の劣化状態や箇所によっても様々な工法を使用します。



8. 建築その他工事

ポスト、植栽、外灯、自転車置き場の改修、館銘板や階段表示板の取り換え等の工事の費用です。




以上、大まかに工事の種類と内容について紹介をさせていただきました。


マンション大規模修繕ではどんな工事が行われていくのかイメージが付きましたでしょうか❓🙂


工事の内容はお住いの建物にどんな建材が使用されているのか、劣化はどのくらい進んでいるのか、どの箇所を補修するのか、改修はどこまで行うかなど、内容によって費用も工法は大きく変わってきます。

まずは基本工事でどのようななことするのかを理解し、その上で自分が住んでいる建物ではどんな修繕が必要でどんな工法が用いられるのかを確認していくとより理解がしやすいかもしれませんね💡



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まずは、ご自身がお住いのマンションの規模や項目を記入・選択し結果を確認してみましょう。


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あくまでも概算の費用になりますので、より細かい内容を知りたいという方は気軽にお問い合わせください。

現地調査をして調査報告書を作成したり、見積書を作成することも可能です📝

その他、大規模修繕について気になることなら何でもご相談ください😄



以上、今回はマンション大規模修繕の費用と工事内容についてのお話でした💡


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