STEP
03
アフターフォロー
大規模修繕は竣工したら完了というわけではありません。
竣工後も建物の健康を守るために施工箇所や保証内容に応じたアフターメンテナンスが行われます。
第一リフォームでは竣工後も、お客様とコミュニケーションを取りながら一緒に建物の状況を管理させていただきます。
工事保証期間の1・2・5・10年目に定期点検を実施し、保証期間中に補修施工箇所に異常を発見した場合は無償で対応いたします。
定期点検について
引き渡し後、1年・2年・5年・10年のタイミングで定期点検を行い、建物の健康を守るべくサポートいたします。
1
事前打ち合わせ
点検日程、実施方法の打ち合わせを管理組合様とさせて頂きます。
2
調査
共用部は目視点検、バルコニー内は居住者様にアンケートを配布いたします。
3
報告
検査結果、アンケート集計結果を管理組合様へご報告いたします。
4
補修
バルコニー内は居住者様と日程調整し、共用部と合わせて補修工事を行います。
5
報告書の提出
定期点検報告書を作成、管理組合様に提出し、定期点検が完了となります。
工事保証内容について
保証年数、内容は工事内容や使用材料によって異なります。
以下は保証年数の例となりますが、実際の保証内容については工事の際に計画と点検項目の確認をさせていただきます。
点検項目 | 箇所 | 補修箇所の再発 | 保証年数 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
2年 | 5年 | 10年 | 15年 | 25年 | |||
タイル | 外壁 | 剥落 | |||||
漏水 | |||||||
塗装 | 下地 | ひび割れ・欠損・爆裂 | |||||
天井 | 塗膜剥離・変褐色 | ※2~3年 | |||||
外壁 | 塗膜剥離・変褐色 | ||||||
鉄部 | 発錆・塗膜剥離・変褐色 | ||||||
防水 | 屋上 | 漏水 | |||||
ベランダ | 漏水 | ||||||
共用廊下・階段 | 漏水 | ||||||
シーリング工事 | 漏水 |
一般的な工法の保証年数
高耐久素材・⾧期保証の工法を使用した場合の保証年数(仕様や工法によっても異なります)
次回の大規模修繕工事にむけて
竣工後もお客様と建物のパートナーとして末永いお付き合いをさせていただいています。
定期点検の結果は物件ごとにカルテ化しデータ管理する他、前回の施工で良かったこと・悪かったことの振り返りを行ったり、点検結果を反映した上で、次回の大規模修繕の際にはどのような修繕にした方がいいかといったご提案を行っています。
また、建物を⾧く維持するためのアドバイスもさせていただいています。
トラブルはもちろんのこと、気になることがあればいつでもご相談ください。
大規模修繕工事後のキレイを長持ちさせるために
意外かもしれませんが、清掃をすることが建物の劣化防止に繋がります。
小まめに清掃をしていると、建物の不具合や異変にも気が付きやすくなりますので、ぜひ日常に清掃を取り入れてみてください。
バルコニー
バルコニーの土ボコりや落ち葉は小まめに取り除きましょう。
砂や土を堆積したままにしておくと飛んできた植物の種子が生育し、根っこが防水層を破損させてしてしまうことがあります。
「土や砂埃が溜まってきたな。」と感じたら取り除いておきましょう。
お掃除をすることでドレンの詰まりや配管の劣化防止にも繋がります。
バルコニーや廊下に植木鉢や荷物を置く方も多いのですが、実は防水層を傷める原因になります。なるべくバルコニーや廊下には物を置かないよう片付けておくことをお勧めします。
アルミ手摺・柵
手すりや柵に付着したホコリは小まめに拭き取りましょう。
ホコリを放置しておくと、ホコリに水分が留まり錆が発生しやすくなります。
小まめな掃除が錆の発生を防ぎ、手摺を⾧持ちさせることに繋がります。