劣化現象用語集
エフロレッセンス
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[ えふろれっせんす ] |
下地の可溶成分が漏水と共に塗膜表面に析出して、空気中の二酸化炭素等との反応によって難溶性の白色物質となり表面に沈着する事 | |
クラック |
[ くらっく ] |
コンクリートやモルタルの塗装面などに表れる微細なひび割れ | |
欠損 |
[ けっそん ] |
コンクリートやモルタル等の浮きが原因となり、これが進行して剥落した状態 | |
光沢低下 |
[ こうたくていか ] |
塗装表面が艶を失うこと | |
鉄筋爆裂 |
[ てっきんばくれつ ] |
鉄筋を保護しているコンクリートのアルカリ性が、年月と共に中性化していき、鉄筋が酸化しその体積が2~2.5倍に膨張し、コンクリートを破壊する現象 | |
チョーキング |
[ ちょーきんぐ ] |
熱・紫外線・雨・風などで塗膜が劣化し塗膜の表面が次第に 粉状になって消耗していく現象 | |
剥離 |
[ はくり ] |
塗膜が付着力を失い、被塗膜面から離れる現象 | |
鉄筋露出 |
[ てっきんろしゅつ ] |
コンクリートが剥落し、鉄筋が露出している状態
(鉄筋爆裂等により生じる) |
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変褪色 |
[ へんたいしょく ] |
塗膜の色調が変化したり色が褪せること | |
腐食膨張 |
[ ふしょくぼうちょう ] |
鉄筋コンクリート内部の鉄筋が錆を発生して腐食し、その際の鉄筋の体積膨張現象のこと。この体積膨張によってコンクリートにひび割れや欠損が生じ、 鉄筋コンクリート造の耐用年数を、著しく短くする現象の一つ |